ザッポス(Zappos) Delivering Happiness - Section II Profits and Passion (その1)

ザッポス(Zappos) Delivering Happiness - Section II Profits and Passionの
その1ということで、4.Concentrate Your Positionの部分です。

TonyがZapposの社員になり全力を集中するようになってから、資金繰りに苦しんだ時期の話です。

費用をカットし新規の採用を控え、利益がでるように努力するのですが、なかなか思うになりません。当てにしていた、ベンチャー・キャピタルからの資金も得られず、日々の運転資金にも困る状態が続きます。

Nordstromを辞めてZapposに参画したFredと相談し、Zapposの経営方針の大転換を図ります。今までのビジネスモデルであったDrop Shipだけでなく、自社在庫を持つようにします。

この方向転換をきっかけとして、売上が急増します。しかし、商品を在庫として抱え、その支払のための資金が必要となり、資金繰りの窮状は続きます。

Tony個人の資金を会社の運転資金に回し、最終的には個人最後の資産である801のLoftも手放す事になります。これでTonyは、すべての財産をZapposに注ぎ込んだことになります。

このようないつ資金がショートする前に利益をだせるようになるかとの時間との戦いを続けながら、Zapposは売上を伸ばします。
そして、Customer Serviceということを会社の新しい目標に設定します。そして、それに近づくために、当初のビジネスモデルであったDrop Shipも、顧客クレームが多いということで取りやめます。
これにより、一層、資金繰りに困るようになります。その時、Zapposの急成長を評価したWells Fargoから資金を調達できるようになります。これでようやく、長期的な目標にも力を振り向ける余裕ができます。

会社の急成長に伴い、San Franciscoで自社で運営しているWarehouseをからKentuckyのアウトソーシングに移します。これが失敗して、大変な目にあうのですが、最終的には自社運営のWarehouseを新たに作り直します。

それから、Zappos Libraryの話が紹介されていました。最初の本としては、Good to Great by Jim Collinsが紹介されていたのですが、ころが5年後には、大きく発展したそうです。やはり、こういうことって重要なんだと再確認させられました。

Delivering Happiness

Delivering Happiness