Tribal Leadership 集団のリーダーシップ Chapter 9 Core Values and a Noble Cause

Tribal Leadership 集団のリーダーシップ
Chapter 9 Core Values and a Noble Cause 核となる価値観と高尚な動機


・核となる価値観とは、それなしでは生きていけないような原則のことである。
・核となる価値観を探す方法としては、2つある。
1つは、集団のリーダーが価値観を担った話をし、その話がきっかけとなり、他の人がそれぞれの価値観について、同様の話をすることである。
・2つ目の方法は、あなたは何を誇りと感じるか? というような質問や、3〜5つの自由形式の質問をすることである。
・集団のリーダーのゴールは、集団を統一することができる共有された価値観を見つけることである。

・高尚な動機は、その集団が「目指している」ことである。集団の高尚な動機を見つける方法としては、3つある。
1番目は、何に対して仕えているかを問い続けることである。
・2番目の方法は、集団の人々に「Big Four Question」をすることである。それらは、
「何が上手く行っているか?」
「何が上手く行っていないか?」
「上手く行っていないことを行かせるためにあなたは何ができるか?」
「他に何かないか?」
これらの質問をすることで、現在の状況と変化すべきことは何かとその理由について、グループの現在の思いを捕まえることができる。 高尚な動機は、おれらの質問に対する人々の答えの中から現れることがしばしばある。

・価値観と高尚な動機を決めることのゴールは、合意でない。それは、位置合わせ(整列)である。それによって、情熱的な決意と一体となった調和の取れた活動を生み出すことができる。
・核となる価値観と高尚な動機と矛盾するようなものは、何事であっても、創り直したり、取り除く必要がある。
・「どのような活動をすることで、我々の価値観を表現でき、我々の高尚な動機に近づくことができるか?」という問いを、そのグループが発したとき、そのグループは、集団リーダーシップのエッセンスを捕まえることができる。その答えは、ネットワーク関係(第10章)と集団の戦略の基礎(第11章)を形成する理由となっている。

Tribal Leadership: Leveraging Natural Groups to Build a Thriving Organization

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